nanote p8買ってみた

ドンキのnanote p8を買ってみました。
ハマったり気になったりしたポイントをメモします。

◆ 電源

USB Type-Cの形のコネクタなのに12Vしか吐かない超危険アダプタがついています。
本体も12V入力にしか対応しておらず、USB PDのネゴシエーションもしません。
なので、USB PD対応のACアダプターを使っても充電されません。

そこで… USB PDの出力電圧を指定するデバイス(トリガーデバイス)を使います。

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Amazon.co.jp: KK moon usbチェッカー USB-C電圧計電流計電圧 FNC88 Type-C PDトリガー 2 方向電流計マルチメータ PD充電器 電流電圧チェッカー USBテスター 0.96インチ LCD: ホーム&キッチン

これで充電できました。

BiosのPower Limitの設定

Power Limit C1をAuto→20W等に変えるだけで性能アップします。
自分の個体では、シングルスレッド性能が20%ほど上がりましたが、マルチは変わらずでした。
電源の出力上限?

※ 放熱パッドの追加等で、放熱性能は上げておきましょう

Biosのサーマル設定

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デフォルトの設定だと、CPUの速度を落とす(スロットリング)温度から、
シャットダウンする温度(TjMaxに設定されてる)まで5℃しかありません。
余裕をみて90℃に下げておきます。

◆ ドライバ

クリーンインストール時に手動でインストールが必要だったドライバは以下のとおり。
Microsoft Update CatalogでハードウェアIDを入れて検索すれば出ます。
DLした圧縮ファイルを解凍し、.infを右クリックでインストールできます。

ハードウェアID ドライバ名
ACPI\ESSX8316 ESAuDriver Device
PCI\VEN_8086&DEV_5A98&CC_0401 Intel(R) Smart Sound Technology (Intel(R) SST) Audio Controller
INTELAUDIO\DSP_VEN_8086&DEV_0222 ↑と同じでOK
ACPI\BOSC0200 Bosch Accelerometer

Wifi/BT

RTL8723BS Software - リアルテック

タッチパネル

Windowsをテストモードにしないとインストールできません。
また、何故か常に右クリック判定になってしまうので、長押しで右クリックのオプションを無効にして使っています。
github.com

余談ですが、このタッチパネルは反応も精度もすごく悪いですね…補正しても思った場所をピッタリ判定してくれない。